ロックマンエグゼプログラム
スウォーディンさん作
第9話 〜1回戦後、そして第二回戦〜
パパの話の後、負けてしまったジュンは裏インターネットの奥をさがしまくる、ということになった。「ゴスペル」のチップを探すためである。
炎山と熱斗はサンクチュアリゲットに全力を注ぐことになった。
ー選手控え室
ロック「次の相手はデカオ君だね、熱斗くん!」
熱斗「あぁ。フォルダもこのままでいこう。」
結局、あのあともトーナメントが続けられることになった。安全主義者の係員Cは猛反対したが、命知らずのミリオネアから、続行という命令がくだったのである。
ロック「ロールちゃんからバグは取り除いたらしいよ。でもメールちゃんは意識がないんだって。」
熱斗「第二回戦までもうすこしあるし、お見舞いにいくか。」
ー治療室
がちゃ。熱斗がはいってきた。
熱斗「先生、メールの様子は・・・。」(先生?)
医者「ふむ、近距離での大爆発。意識不明におちいっとる。もしかしたら、軽い記憶喪失になるかもしれん。」
熱斗「・・・・・。」
医者「心配することはない。例えばこの大会のことをわすれるとかそんなもんだ。」
熱斗「・・・・・・・。」(さらに心配になった。)
メール「・・・・・ね・・・ねっ・・・斗・・・・」
ぴっ・・・・・・ぴ・・・・・
熱斗「先生!」
医者「うむ。様子をみた方がいい。」
メールの手がうごいた。自分の心臓あたりをつかんだ。
ロール「び・・・・・・と ・・・・・ぐ・・・・。」
びととの間になにやらいっていたが熱斗はききとれなかった。
とのあとをくぎっているようにもきこえた。
ロール「・・・・・・・・。」
声が聞こえなくなった。
医者「大丈ー夫。眠りについただけだ。疲れが来たんだろう。」
ピーンポーンパーンポーン
ただいまより、第二回戦、大山デカオ選手対光熱斗選手の試合を開始します。選手は、至急入場待機室までおこしください。」
熱斗「・・・・。」
医者「早くいきなさい。」
・・・・・・・。
デカオ「待っていたぜ、熱斗。今回の俺はグレードアップしたんだ。まけねーぞ」
熱斗「こっちだっておんなじだぜ!」
デカオ「プラグイン、ガッツマン、トランスミッション!!!」
熱斗「プラグイン、ロックマンEXE、トランスミッション!!!」
ポワワワワワワ!
熱斗「???をおくるぜ!」
デカオ「得意の罠戦法か?かかってやるぜ!ブロンズロケットフィスト!」
ガス!熱斗はダメージを・・・・。
熱斗「かかったな!そいつは人形!」
ロックは天井にぶらさがっていた。なぐられたのは人形だ!
ロック「カワリミ!」
ガッツ「ガスゥ〜〜〜」
ぼむ!これまた人形が当たった。
デカオ「こっちだってカワリミだぜ!」
ガスガスガス!
熱斗「クゥ・・・・・・。サテライト3 (古)」
ピッ!ガッツマンロックオン!
ガッツ「ストーンキューブ!」
カカカカカカカ!ブロックにより、攻撃はふせがれた。
デカオ「ガッツパンチ!」
シャーーーーーーー!ストーンキューブがすべってくる。
熱斗「ヒートグランドスタイル!岩だ!」
ニョキ!いわがはえる。
バキーン!!キューブは粉砕され・・・。
ロック「貫通火炎放射!」
ゴォォォォ!
ガッツ「あっついでがす!」
デカオ「へ!ちゃんとスタイルのたいさくもばっちり・・・。(ホントはエレキとシールド、グランドの対策はきまってないが・・・。)」
ガッツ「コールドパンチ!」
パンチを盾にし、消化しつつ前進していく。
デカオ「ガッツ!ダッシュアタック!!!」
ザバァ!!!
熱斗「グッ・・・・・。アクアブラザー!ゲートマンSP!!」
ぐっ。ガッツマンがひるんだ。
デカオ「まけっかよ!コマンド入力ゴールドフィスト!」
熱斗「まけやがれ!コマンド入力ゴールドフィスト!」
ガガガガガガガガ!拳と拳がぶつかり合い、消滅しあい・・・。
パンチをくりだしているお互いのナビも、体力を消耗する。
熱斗&ロック「ウォォォォーーー!!!!フル・シンクロ!!!」
キュウイイイイイイン!!ザガァアァァァン!クリティカルヒット!
ケロ「この勝負、熱斗選手の勝ち!」
熱斗「ふぅーーー」
カカカ、キキキキキン!
デカオ「チップが・・・・。」
ドーン!!!またもや爆発!デカオのペット。
熱斗「おれたちって・・・・。」
ロック「不運?」
また、暴走ナビとの戦いがはじまる・・・。
(そうじゃないと話がすすまん)
第10話 〜周りの暴走!次の相手 まちうける影〜
がらっ・・・ ガッツマンがガレキ(いつの間に?)からおきあがった。
熱斗「デカオ・・・・・・。」
ロック「ガッツマン・・・。」
ガッツ「ガァァァァァァッツ!!!」
ガッツマンはステージの1部、岩をなげてきた。
ガッツ「ガッツシュートでガス!!!」
ブン!
熱斗「ゼウスハンマーでうちこわせ!」
ロック「うりゃぁぁぁぁぁ!」
バコーン!まるで野球のようにおわを砕いたロック。
熱斗「リュウセイグン!」
ズガン!ズガン!ズガン!
ガッツ「隕石・・・。」
熱斗「おれたちの賭けだ。てっとりばやくすませるぜ!」
ロック「チャージスパーク!」
きゅーーーーーーん。電気をためていくロック。
ガッツ「そんなのきかないでガス。「???」!!」
熱斗「どうせカワリミか、ヒライシンだな。よっしゃ!」
熱斗はなにかのチップをいれた。
ガッツ「ガッツパンチ!」
カン!チャージスパークの無敵効果ではじかれた。
熱斗「チャージスパーク、放電!!!」
ばしゅ!!!しかし、感電したのはただの人形!
ガッツ「ひっかかったでガスな!落下威力付きガッツパンチを食らうでガッツ!」
天井から、猛スピードで落下してきたガッツマンのガッツパンチは超強力のハズ。
ロック「ムラマサ!!」
ロックがいつのまにかあるさやから、妖刀「ムラマサ」をとりだす。
熱&ロック「うりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」
シュ。刀をふるった無傷のロックとパンチをはずし、大傷をおったガッツマンがすれちがった。
ガッシャアアアン!!!
係員C「・・・・・・。!、すぐにナビをメンテナス室へ!」
熱斗「ふぅぅ」
ロック「ガッツマン・・・・。」
その後、クイックマンはあの影丸に負け、決勝戦1番乗りは影丸の「ブラックマン」だった。いままでオペレーターのマントも、ナビのモザイクプログラムもはがされていない。一体どういうやつなのか。だれもしらないのだ。
熱斗がトイレからでて、あの影丸とすれ違った。
「おまえは優勝する男だ。おれもいままで2回まけている。ここでまけんなよ。」
と、影丸はいった。
すこしおちついた声だった。大人っぽい、しんみりとした声だった。どこかであったような・・・。
影丸「影丸は偽名だ。本名はダーク・ミヤビ。おぼえているかな?」
熱斗は答えられず、声も出ないような雰囲気につつまれた。
熱斗(ぜったいどこかであった。しかしおもいだせん・・・?)
・・・・・・・・・・・・。
次は炎山との試合。世界を2度すくったスーパーヒーロー熱斗と、オフィシャルバトラー優等生炎山。どっちがかってもおかしくないこの試合。
炎山「光。暴走続きで大変だな。この時(試合)をもっておわらせてやる。」
熱斗「な〜にいってんだか、勝つのは俺。決ってんじゃんか。」
ケロ「レディ〜〜〜ゴーー!」
ロック&ブルース「パラディンソード!!!」
カキ!最初っから剣と剣がぶつかりあう。
ロック「エレキガッツでパワーアップ!」
ブルース「くっ(おされ気味か)」
炎山「ブルース、‘A‘だ!」
熱斗「?」
ブルース「A、アクアブレード!」
ざぱ!
炎山「B!」
ブルース「B,ブラットソーード!」
ザク!!
ロック「ぎゃ!」
熱斗「なんなんだよ?」
炎山「ふっ。俺の「英剣」アルファベットにそなえてつくった技だ。アクアブレードは水属性の効果をもつ。ブルース、もう1回B!」
ブルース「ブラッドソード!!!」
ザバ!
ロック「熱斗君・・・力が・・・・・ぬけて・・・い・・く。」
炎山「だろうな。ブラッドソードはモスキートとおなじ効果を持つ。きればきるほど体力がなくなっていく。」
熱斗「くっ、リカバリー300、オジゾウサン。」
ロック「はぁ、これでひといきつけ・・・・・・・・・。」
ざば!斬られた目の前のオジゾウサンのバチ当たりが発動しない。
熱斗「なんで・・・?」
炎山「C,カットスライスだ。これで斬ると、罠や特殊効果が発動しない。ブルース、Dだ。」
ブルース「D、ダイダロスソード!」
巨大な剣がブルースの腕に出現した。
サァ!全マスにその刃がとおった。
ロック「ぐわぁぁぁぁ。」
バタ。ロックは倒れこんだ。
ロック(だめだ。無理だ。こんなめちゃくちゃで常識破りの技が24個もあるなんて。強い。強すぎる。)
ロックの中で、いろんな声がひびいた。←(ありきたり?)
ワイリー「おまえなんぞにとめさせん!」
熱&ロック「グランドスタイル!!!!!」
炎山「おまえの実力はそんなものか?」
光パパ「がんばれ、熱斗!」
熱斗「がんばろうぜ、ロック!!!」
ドリームウイルスとの戦い、グランドスタイルにチェンジした時、炎山と、水道局で炎山とはじめてバトル、ゴスペルの時のパパの応援。そして、最後は・・・・・・。」
ケロ「ロック選手倒れこんでしまいました。はたしてもうおきないのでしょうか?」
熱斗「ロック!がんばれ!!!立て!がんばろうぜ、ロック!」
「がんばろうぜ、ロック!」
この時、多分ゲートマン戦と同じような感じになった。一方が一方を呼ぶ。(すくなくとも作者は・・・・。)
熱斗&ロック「フルシンクロ、スタイルチェンジ!サイトスタイル!!!!」
ロックはおきあがった。白い輪につつまれ、ブルースとの対戦意識をとった。